2013年8月アーカイブ

膝のおはなし

20130828dp.jpg

 

こんにちは。

朝と夜はだいぶ涼しくなってきましたね~。

うっすらと秋を感じる季節となりました。

昼間はまだまだ暑いので

熱中症には十分注意が必要ですね。

 

前回のブログで

膝の骨折のお話を少し書きましたが

先週は2歳のトイプードルの子の

両膝の脱臼整復手術を行いました。

小型犬を飼われていて

もうすでにご存知の方もいらっしゃると思いますが

「膝蓋骨内方脱臼(パテラ)」

という整形外科疾患です。

遺伝的な原因が強く示唆されていますが

交通事故や落下などでも起こります。

膝のお皿の骨が内側に脱臼してずれてしまい

痛みや違和感を感じると

脚をあげたりお散歩に行きたがらないなどの症状が出ます。

脱臼したらすぐ手術!というわけではなく

年齢や体重、運動量、生活環境など

症状と併せて診断してから

内科療法・理学療法・外科療法など治療方針を決定します。

 

今回のプードルちゃんは

元気いっぱいで

手術の次の日から脚を使っていましたが

術後2週間は運動制限(ケージレスト)です。

その後はゆっくりと運動量を増やして

徐々に回復させていきます。

 

思い切り走れるようになることを

スタッフ一同応援しています!

 

 

ご無沙汰しておりました・・・・

 

こんにちは。

まだまだ猛暑が続いていますね~。

ただこの暑さも

今週いっぱいで和らぐそうです。

 

前回の日記から

かれこれ1ヶ月も更新出来ず申し訳ありません。

その間当院では

通常の去勢や避妊手術に加え

帝王切開や骨折などの手術に追われておりました。

骨折と言っても

色々なものがあります。

子供の骨折・大人の骨折。

単純な骨折・複雑な骨折。

皮膚が切れて骨が見えている骨折・直接骨は見えていない骨折。

今回は仔犬の大腿骨の成長板と言われる部分の骨折でした。

文字通り成長板とは

成長期に骨が作られている大切な場所ですが

とても弱い部分でもあります。

正しい場所に整復し金属のピンで固定をしました。

早く元気に走れるようになるといいですね。

 

さて

2007年開院以来、当院では深夜・早朝や休診日の

時間外診療を可能な限り行ってきました。

しかしながら

獣医師1名での対応には限界があり

即時に応対が出来ない状況下であったり

症状によっては他院をご紹介せざるを得ない状況になることもありました。

また急患を装った強盗などに対するセキュリティーなどの面においても

決して万全とは言えず

この度時間外診療の体制を変更いたしました。

詳細は「診療時間」ページに記載されております。

http://evina.biz/info.html

何卒ご理解いただきますようお願いいたします。