こんにちは。
今日も秋らしく過ごしやすいお天気ですね。
以前の日記にも書いたことがありますが
今回は眼のお話です。
(手術の写真がありますので
小さくして載せました)
「昨日までは無かった」
「押しても戻らない」
「目をこすっている」
「腫瘍ができた」
こんなお話と共に来院されるケースが多いのですが
見た目も小さい果実のような
通称「チェリーアイ」という病気です。
正しくは
「瞬膜腺脱出」といいます。
この瞬膜(腺)、
角膜(目の表面)の保護と涙の分泌
そして免疫機能の役割を持ったとても大切なものです。
一昔前はこの腺ごと切除してしまう手術が行われていましたが
上記のような働きを持っていますので
きちんと手術で整復することが重要です。
すぐに手術!ではなく
何度か整復処置をし
繰り返すようであれば外科手術を行います。
先日手術をした11歳のダックスの子が
再診に来られましたが
経過はとても順調です。
眼の病気は時間の経過とともに
急激に進行してゆくものもありますので
注意が必要ですね。