さくらんぼという名の・・・

20140919dp.jpg

 

こんにちは。

今日も秋らしく過ごしやすいお天気ですね。

 

以前の日記にも書いたことがありますが

今回は眼のお話です。

(手術の写真がありますので

小さくして載せました)

 

「昨日までは無かった」

「押しても戻らない」

「目をこすっている」

「腫瘍ができた」

こんなお話と共に来院されるケースが多いのですが

見た目も小さい果実のような

通称「チェリーアイ」という病気です。

正しくは

「瞬膜腺脱出」といいます。

この瞬膜(腺)、

角膜(目の表面)の保護と涙の分泌

そして免疫機能の役割を持ったとても大切なものです。

一昔前はこの腺ごと切除してしまう手術が行われていましたが

上記のような働きを持っていますので

きちんと手術で整復することが重要です。

すぐに手術!ではなく

何度か整復処置をし

繰り返すようであれば外科手術を行います。

 

先日手術をした11歳のダックスの子が

再診に来られましたが

経過はとても順調です。

眼の病気は時間の経過とともに

急激に進行してゆくものもありますので

注意が必要ですね。